“8”は呪われた背番号? イングランド代表戦士が抱えるジンクスとは

ロシアW杯でPK戦の連敗記録を止めたイングランド代表の面々 photo/Getty Images

ロシアW杯でベスト4入りを果たしたイングランド代表。磨き上げた堅守速攻を武器に決勝トーナメントでコロンビア代表やスウェーデン代表を破るなど、若手主体でありながら大健闘を見せた。

そんなイングランド代表には、歴代の選手たちが未だに克服できていないジンクスがある。1990年のイタリア大会以降、W杯で4度PK戦に挑んだ同代表だが、その全てで背番号8の選手がPKを決められず。イタリア大会の準決勝(西ドイツ戦)ではクリス・ワドル、1998年のフランス大会(ラウンド16/アルゼンチン戦)ではデビッド・バッティ、2006年のドイツ大会(準々決勝/ポルトガル戦)ではフランク・ランパード、そしてロシアW杯のラウンド16(コロンビア戦)ではジョーダン・ヘンダーソンがPKを失敗した。

ロシア大会でW杯におけるPK戦全敗の歴史に終止符を打った同代表だが、“背番号8の呪い”は今回も払拭できず。次のカタールW杯でこの呪いに打ち勝つ者が現れるだろうか。

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