「ネイマールの後継者」イメージからの脱却 苦しむ仏産アタッカーはバルサ2年目でブレイクなるか

バルセロナに所属するデンベレ photo/Getty Images

昨夏にドルトムントからバルセロナに移籍したものの怪我が重なって満足にプレイできず、フランス代表の一員として臨んだロシアワールドカップでも先発メンバーから外れるなど思い通りの活躍ができなかったFWウスマン・デンベレ。昨夏から良い時間を過ごしているとは言えず、新シーズンは勝負の時となる。

スペイン『MARCA』も「デンベレに何ができるのか証明する時」と取り上げており、期待外れだった昨季からの変化に期待している。今夏にはアンドレス・イニエスタもクラブを去り、フィリペ・コウチーニョがイニエスタの後継者としてプレイする機会も増えるだろう。同メディアはそれによってデンベレのプレイタイムも増えるのではないかと見ている。

また昨季はネイマールが退団したばかりとあって、デンベレにはネイマールの後継者というイメージが常についていた。それが1年経過したことで落ち着くのではないかとも同メディアは見ており、昨季ネイマールが抜けてもリーガ・エスパニョーラを問題なく制覇できたのは大きい。デンベレへのプレッシャーは多少軽減されるはずだ。

不安要素としては、デンベレの私生活か。デンベレはバルセロナに加入してから食生活もアスリートらしくないものになっており、クラブも変えようと試みている。しかし同メディアは効果があるか分からないと伝えており、ピッチ外での生活改善が大活躍の条件となるだろう。

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