週明けも猛暑収まらず 23日は熊谷・名古屋・岐阜で39℃予想

22日(日)午後3時頃 仙台駅周辺 撮影 内藤俊太郎

 22日(日)もほぼ全国的に強い日ざしが照りつけて、各地で猛烈な暑さとなった。午後3時までの最高気温は、岐阜県郡上市八幡で39.8℃、名古屋で39.5℃、東京都心でも35.6℃まで上がり、今年一番の暑さとなっている。
 また、仙台の最高気温は36.7℃と、7月としては観測史上1位の記録的な暑さに見舞われている。それらを含めて、全国で35℃以上の猛暑日は233地点で、今年一番多くなっている状況だ。
 
 この先一週間も気温の高い状態が続き、特に火曜日にかけては広い範囲で35℃以上の猛暑日となる見込みで、内陸を中心に40℃を超えるおそれもある。昼間の運動などは控え、室内でもこまめに水分や塩分をとったり、我慢せず冷房を使うなど、万全な熱中症対策を心がける必要がある。
 また、夜も気温の高い状態が続き、東京都心などでは連日25℃を下回らない熱帯夜となりそうだ。夜も意識的に水分をとるなど、夜間の熱中症にも警戒が必要だ。

23日(月)の全国天気予報(数字は予想最高気温と最低気温)

 <23日(月)の主な地点の予想最高気温>
 39℃ 熊谷、名古屋、岐阜
 38℃ さいたま、甲府、京都など
 37℃ 岡山、奈良、前橋など
 36℃ 東京、宇都宮、大阪など
(気象予報士・佐々木聡美)

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