今セリエAが熱い盛り上がりを見せている。ユヴェントスにFWクリスティアーノ・ロナウドが加入したことが1番のニュースだが、新シーズンのセリエAの面白さはそこだけではない。
スペイン『MARCA』がセリエAの注目ポイントをまとめているが、今夏はセリエAの各クラブが補強に積極的だ。インテルはラウタロ・マルティネス、ラジャ・ナインゴラン、ステファン・デ・フライなど即戦力を獲得し、優勝争いに絡めるだけの陣容を備えている。
ローマはナインゴラン、アリソン・ベッカーの売却はあったが、ハビエル・パストーレ、イヴァン・マルカノ、将来が楽しみなジャスティン・クライファートを加えるなど積極的だ。戦力は落ちておらず、ユヴェントスに勝負を挑める陣容だ。
ナポリにはセリエA優勝を知るカルロ・アンチェロッティが指揮官に就任したことが大きく、今度こそユヴェントスからスクデットを奪おうと燃えている。
ここまでセリエAはプレミアリーグに次いで補強に資金を投じており、すでに昨夏の8億3300万ユーロに近づく8憶3000万ユーロを使っている。そのうちロナウド獲得に多額の資金を費やしたユヴェントスが2億2200万ユーロを投じている。
また昨季は1試合平均2.68点が生まれており、これはリーガ・エスパニョーラの2.69点と大差ない。得点の入りにくいリーグとのイメージはもう過去のもので、今のセリエAは攻撃的なゲームが展開されている。これもサッカーファンを惹きつける要素となるはずだ。
ただのユヴェントス一強ではない面白さがあり、新シーズンのセリエAは見逃せない。