重症者ら続々救急車へ 県内熱中症相次ぐ

熱中症の症状を訴える患者を搬送する救急隊員=23日午後、宮崎市・KIRISHIMAヤマザクラ県総合運動公園庭球場(画像は一部加工しています)

 会場に響く救急車のサイレン、倒れ込んで応急処置を受ける中学生-。強い日差しが照り付けた23日、県内各地で行われた中学、高校のスポーツ大会の会場では選手らが熱中症の症状を訴えて次々と搬送されるケースが相次いだ。関係者は「暑さが想定を上回った」「発生しないように対策は考えていたが…」と疲れ切った表情を見せた。

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