アストンマーティン、空飛ぶパーソナルモビリティ「Volante Vision」を発表

アストンマーティンといえば、イギリスの名門自動車メーカー。そのアストンマーティンも満を持して空飛ぶ車(パッセンジャードローン)に着手したようだ。Volante Vision Concept(ボランテ・ヴィジョン・コンセプト)はアストンマーティンの空飛ぶパーソナルモビリティだ。クランフィールド・エアロスペース・ソリューションズやクランフィールド大学、ロールスロイスと共同で制作されたこのコンセプト段階の機体は、垂直な離着陸が可能であり、アストンマーティンの先進的デザインが持つ独創性を体現している。

空中移動というのは未来の交通手段を語る上で極めて重要であり、「Volante Vision Concept」はモビリティ革命におけるアストンマーティンの影響力の大きさを物語っている。

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River Services. Summer 2016. Photo: Eleanor Bentall Tel: +44 7768 377413[/caption] 大人3名が乗車可能だというこのコンセプトは、近未来の研究プロジェクトであり、自動運転の空飛ぶハイブリッドカーである。都市部や都市間での空中移動が想定されており、速くて効率的、渋滞に左右されない空の旅を可能にする。

「Volante Vision Concept」は航空宇宙科学や電動化、自律テクノロジーといった分野の最新の研究成果をフルに活かすとともに、アストンマーティンのシンボル的デザイン性との融合を実現する。

クランフィールド・エアロスペース・ソリューションズ、クランフィールド大学、ロールスロイス、そしてアストンマーティンの協力体制の下、このコンセプトは世界でもトップレベルの航空宇宙科学の専門家、推進専門家、デザイナーたちを結束させた。

プロジェクトパートナーがそれぞれ提供する技術によって、「Volante Vision Concept」の、世界中の顧客にワクワクするような代替交通手段を提供するという約束はより確固なものとなるだろう。空を目指す魅惑に満ちたレースの始まりだ。

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