開幕第17週の週間MVPにオドーアとカーペンターが選出

日本時間7月24日、2018年レギュラーシーズン第17週(現地時間7月19日~7月22日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはルーグネッド・オドーア(レンジャーズ)、ナショナル・リーグはマット・カーペンター(カージナルス)が選出された。

オドーアは打率.615(13打数8安打)、1本塁打、3打点、OPS1.418の好成績をマークし、2016年9月以来自身3度目の週間MVP選出となった。「調子が良くなっていると感じている」と語るオドーアは、オールスター明けのインディアンス3連戦で3安打、2安打、3安打と3試合連続マルチヒットを記録。最終戦では7号本塁打を含む3安打3打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。前半戦終了時に.239だった打率はあっという間に.259まで上昇しており、前半戦の不振を挽回する活躍が今後も期待される。

一方のカーペンターは打率.529(17打数9安打)、6本塁打、10打点、OPS2.325と爆発し、2016年6月以来自身3度目となる週間MVPに選出された。ダブルヘッダーを含むカブス5連戦の最終戦でノーアーチに終わり、連続本塁打は6試合でストップしてしまったものの、現地時間7月20日のカブス戦では6回までに5本の長打(二塁打2本と本塁打3本)を放つ史上初の快挙を達成。カブス5連戦で6本のアーチを架け、文句なしの週間MVP選出となった。データサイト「FanGraphs」によると、第17週終了時点でのWAR4.2はナ・リーグの野手ではトップの数字。現地時間5月16日以降、打率.347、22本塁打、OPS1.192という驚異的な数字をマークしているカーペンターの勢いがどこまで続くか注目だ。

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