2020年東京五輪、パラリンピックの開幕まであと2年。大会マスコットは、それぞれ「ミライトワ」「ソメイティ」と名前が決まった。22日のお披露目イベントでデビューした2人は、記録的猛暑の中、さまざまなイベントに登場し始めた。組織委によると、彼らはデジタルの世界に住んでいてネットを使って、デジタル世界と現実の世界とを行き来する設定となっている。ミライトワ、ソメイティの3日間の軌跡を写真で追った。(共同通信47NEWS編集部)
デジタルの住人
五輪マスコットのミライトワは「未来」「永遠(とわ)」という2つの言葉を結びつけ、素晴らしい未来を永遠にという願いが込められたキャラクター。パラリンピックマスコットのソメイティは、桜を代表する「ソメイヨシノ」と非常に力強いという英語の「so mighty」を組み合わせた。
組織委のホームページでは、ミライトワは大会エンブレムと同じ藍色の市松模様を頭部とボディにあしらい、コンセプトは「温故知新」、伝統を重んじる古風な面と最先端の情報に精通する鋭い面を合わせ持つとのこと。特技は瞬間移動。ソメイティは桜の触覚と超能力を持つクールな性格で、顔の両サイドにある桜の触覚でテレパシーを送受信して、市松模様のマントで空を飛べる。超能力を使って石や風と話したり、見るだけで物を動かすこともできるとのこと。
特技は超能力ですが…
キャラクターには超能力が備わっていますが、かぶり物をするのは生身の人間。担当の方にとっては大変な暑さと向き合うことになります。くれぐれもご自愛ください。
ネーミングは、1998年長野冬季五輪の大会マスコット「スノーレッツ」を名付けた専門会社に委託。五輪とパラリンピック各30の案から絞り込んだ。