アスレチックスの勢いが止まらない 打線爆発で大勝

【アスレチックス15-3レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

ポストシーズン進出に向けて快進撃を続けているアスレチックスが18安打15得点の猛攻でレンジャーズに大勝。ワイルドカード2位のマリナーズとのゲーム差を2.5に縮めた。アスレチックスは2回表にジョナサン・ルクロイの2号グランドスラムなどで大量5点を先制し、5点リードで迎えた7回表には3本のタイムリー二塁打とマット・チャップマンの11号3ランで6点を追加。8回表にもクリス・デービスの24号ソロなどで2点を追加し、終わってみれば15対3の大勝となった。アスレチックス先発のブレット・アンダーソンは6回2失点で今季2勝目(2敗)をマーク。レンジャーズは先発のコール・ハメルズが5回7失点、2番手のマット・ムーアが2イニングを投げ切れずに6失点と投手陣が崩壊した。

アスレチックスのボブ・メルビン監督は「あの一打が大きかった」とルクロイの満塁弾を振り返った。「レンジャーズは(故障者が復帰して)ベストの布陣になっているし、あそこで4点を取れたのは本当に大きかった。チームに勢いをもたらしてくれたね」とメルビン。ルクロイの一発が猛攻開始の合図となり、アスレチックスはレンジャーズ投手陣に18安打を浴びせて直近31試合での24勝目をマークした。快進撃を続けるアスレチックスは貯金が15となったが、これは2014年9月23日(現地時間)以来4年ぶり。この年、アスレチックスは勝率.609をマークして最後のポストシーズン進出を果たしており、4年ぶりのポストシーズン進出に向けてファンの期待も高まりつつある。

© MLB Advanced Media, LP.