中国に行きたかった…ハムシーク、それでもナポリに残った理由とは

『Sky』は23日、「ナポリのスロバキア代表MFマレク・ハムシークは、中国に行きたかったと明かした」と報じた。

今夏のマーケットで中国行きが噂されていたハムシーク。しかし最終的にはチームに残留し、アンチェロッティ監督の下でプレーすることを決めた。

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なぜその決断に至ったのか?ハムシークは以下のように話したという。

マレク・ハムシーク 「カルロ・アンチェロッティ監督は、僕がスロバキアにいる時に何度も電話をかけてきて、チームに欲しいんだと言ってくれた。

僕はそれが嬉しかった。ここに残ったことにも満足している。

中国に行くことは、僕の人生を変えていただろう。それは隠さない。そして、僕が公然と中国に行きたいと言っていたことも。

しかし、僕はナポリのシャツを着続けられることに満足している」

また、ハムシクの代理人の一人であるマルティン・ペトラス氏は以下のように話し、報道ほどのオファーは来ていなかったと語った。

マルティン・ペトラス(代理人) 「夏のマーケットでは、マレクのようなクオリティの選手に値するだけの十分なオファーがなかったんだ。

彼はすでに移籍については考えていない。彼は燃えているし、満足しているし、ナポリでの新しい役割を好んでいる。

チームの内外にもいい雰囲気が流れているよ。

ハムシークに2500万ユーロ(およそ32.6億円)のオファーがあったというのは、真実ではないのだ。それを超えるものは何もなかった。

話していたのは1500万ユーロ(およそ19.5億円)程度のものだ。数年で総額2000万ユーロ(およそ26.1億円)という話もあったが、デ・ラウレンティス(ナポリ会長)は明確だった。

マレクに対する満足なオファーは一つも届かなかった」

アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はハムシークの価格を3000万ユーロ(およそ39.1億円)に設定していたと明かしており、オファーは全くそれに届かないものだったようだ。

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