2019年のF1参戦目指すクビカ、複数のチームと交渉も、ハース行きのうわさは否定

 ロバート・クビカは、将来F1のグリッドに復帰することを願っているものの、現在検討しているチームのなかにハースF1チームが含まれていないことを認めた。

 今シーズン、クビカはウイリアムズの開発ドライバーとして何度か金曜日のフリー走行に出走している。

 現在33歳のクビカは、来季のシートを手に入れるための交渉を行っていることは否定していないが、彼の携帯電話にハースF1代表であるギュンター・シュタイナーの番号は登録されていないらしい。

 クビカは、ホッケンハイムでEleven Sportsの取材に対して「僕はゴシップ記事は読まないんだ」と語り、さらに以下のように続けた。

「僕はいつでも物事を静かに進めたいと思っている。今はいくつかのチームと話し合いをしているが、ハースとはしていない。今のところ、彼らとは話していないんだ」

 しかしクビカは、フォース・インディアとは交渉しているようだ。有識者たちによれば、現在事業収支を合わせるべく努力を続けているフォース・インディアが、仮に今後売却されて所有者が代わった場合、クビカとランス・ストロールがドライバーとして選ばれる可能性もあるとしている。

「ランスが行くのかどうか僕は知らない。だから、今の時点で今後どうなるのかという話を作っても、意味のないことだよ」とクビカは言う。

「僕自身が誰と交渉しているのかについては、どこのチームとしているとも、していないとも言わない」

「これは簡単なことではない。多額の予算と機会を携えてF1入りを望んでいる若手ドライバーが多くいるし、一方でお金を必要としているチームもある」   

「交渉にも限界があるから、途中で終わってしまうチームもあると思っている」

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