ペレス会長再任の2009年から唯一の生き残り C・ロナウドも去った今レアルに残っているのは……

レアルのベンゼマ photo/Getty Images

2009年に再びレアル・マドリードの会長職に就いたフロレンティーノ・ペレス氏は、その夏に2億5400万ユーロもの資金を投じて大型補強をおこなった。

最大の目玉はマンチェスター・ユナイテッドから獲得したFWクリスティアーノ・ロナウドで、それ以外にもミランからMFカカー、リヨンからFWカリム・ベンゼマ、リヴァプールからMFシャビ・アロンソ、DFアルバロ・アルベロア、ヘタフェからMFエステバン・グラネロ、ラシンからDFエセキエル・ガライ、バレンシアからDFラウール・アルビオルを獲得している。

スペイン『MARCA』は、このうち今もクラブに残っているのがベンゼマだけになったことを取り上げている。今夏にはロナウドがユヴェントスへ行き、ペレス会長政権が誕生した2009年以降の生き残りはベンゼマのみ。サポーターから得点数が少ないなど批判されることもあったが、これほど長くスター軍団レアルに留まることができているのは見事と言えよう。

もうすぐベンゼマにとってレアルでの10シーズン目がスタートする。ロナウドが去ったことで得点力低下は避けられないが、レアルの最前線を長く守ってきた意地を見せてほしいところだ。

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