加害少女 遺族へ毎年謝罪の手紙 佐世保高1同級生殺害4年

 佐世保市の高1女子同級生殺害事件から26日で4年になるのを前に、医療(第3種)少年院に送致された加害少女(19)の元付添人弁護団が報道各社の取材に書面で回答した。
 少女とは面会を2、3カ月に1回、手紙のやりとりも適宜しており、考え方や言動について「良い変化を感じている」とした。遺族への謝罪の手紙は毎年書いているという。事件について語ることもあるが、具体的内容については「ノーコメント」とした。
 少女に対しては「自分がどれほどひどいことをして、遺族にどのような苦しみを与えているのかを心の底から理解し、決して再犯に及ぶことがないようにしてほしい」と求めた。
 一方、遺族の代理人は、取材には応じられないとした。

© 株式会社長崎新聞社