ツインズ・サンタナが今季初登板 ガーバー5打点の活躍

【ツインズ12-6ブルージェイズ(延長11回)】@ロジャース・センター

ツインズは「8番・捕手」で先発出場したミッチ・ガーバーが5号ソロを含む4安打5打点の大活躍を見せ、チームを勝利に導いた。禁止薬物使用による出場停止処分期間が終了したアービン・サンタナが今季初登板初先発となったツインズは、6回表にガーバーの5号ソロで勝ち越しに成功。その後、試合は6対6の同点となって延長戦に突入し、11回表にガーバーが2点タイムリー二塁打を放つなど大量6点を奪って試合を決めた。ガーバーは2回表に同点タイムリー、8回表にもリードを広げるタイムリーを放っており、4安打5打点の大暴れ。ツインズは3番と5番がノーヒットに終わった一方、ガーバーを含む下位打線(7~9番)が9打点を叩き出し、延長戦を制して敵地でのブルージェイズ3連戦をスイープした。

ツインズのポール・モリター監督は「延長戦を戦わなくてはいけなくなってしまったのは残念だった」と3点差を追い付かれたリリーフ陣に苦言を呈しつつも、「良い試合をすることができたね」と勝利を喜んだ。指揮官は「ガーバーが素晴らしい活躍をしてくれた」と語り、長期離脱中のジェイソン・カストロに代わる正捕手として奮闘しているガーバーの活躍を称賛。「最初の打席のタイムリーから始まって、ホームラン、逆方向へのタイムリー、最後は二塁打。我々が必要としていたものを全部打ってくれたね」と賛辞は止まらなかった。ガーバーは直近27試合で打率.351と絶好調。「今後もこの活躍を続けていきたいね」と充実した表情で話していた。

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