カブトムシに児童ら歓声 川崎信金本店で27日まで昆虫展

 世界のカブトムシやクワガタムシなどを紹介する「第18回かわしん夏休み特別昆虫展」が26日、川崎信用金庫本店(川崎市川崎区砂子)1階ロビーで始まった。珍しいカブトムシなどを目の当たりにした子どもたちが歓声を上げていた。昆虫好きな同信金職員28人でつくる昆虫研究会が毎年夏休みに合わせて企画・運営している。27日まで。

 世界最大で、中南米原産の体長18・5センチのヘラクレスオオカブトをはじめ、5本の角を持つゴホンツノカブト、ニジイロクワガタなど、世界のカブトムシ、クワガタムシ計13種を間近に観察することができる。チョウや甲虫類の標本などのほか、枯れ葉そっくりに擬態したガの一種ムラサキシャチホコなど、昆虫の写真17枚も展示されている。

 区内から家族で訪れた小学1年の男児(6)はヘラクレスオオカブトがいる木を手に取り「カブトムシを飼っているけど、こんなに大きなカブトムシは初めて。かっこいい」と笑顔だった。

 入場無料。午前9時~午後4時。27日は先着30人の子どもたちにクワガタムシがプレゼントされる。

ヘラクレスオオカブトを興味深そうに観察する親子=川崎信用金庫本店

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