ヒル快投&マチャド移籍後初アーチ ドジャース快勝

【ドジャース8-2ブレーブス】@サントラスト・パーク

ドジャースは先発のリッチ・ヒルが7回95球を投げて被安打3、奪三振8、与四球1、無失点という素晴らしいピッチングでブレーブス打線を圧倒。打線は両軍無得点で迎えた5回表にアレックス・ベルドゥーゴのタイムリーなどで2点を先制し、6回表にはマニー・マチャドに移籍後初アーチとなる25号ソロが飛び出してリードを3点に広げた。その後もヒル自身がタイムリーを放つなど着実にリードを広げ、終わってみれば8対2で快勝。この日敗れた地区2位のダイヤモンドバックスとのゲーム差を1.5に広げた。

7回無失点の快投で今季4勝目(4敗)をマークしたヒルは、2度目の故障者リスト入りから復帰した日本時間6月20日以降、43回2/3を投げて防御率2.47、52奪三振と安定したパフォーマンスを続けている。戦列を離れている間に指のマメの治療だけでなく、投球メカニクスの微調整にも取り組んだというヒル。「変化はとても小さなものだけど、大きな効果を発揮しているんだ」と離脱期間中の微調整がその後のパフォーマンスに好影響をもたらしたことを明言している。38歳のベテラン左腕は、先発ローテーションの一角として、今後も安定感のあるピッチングを続けてくれるに違いない。

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