満月が地球の影にすっぽり入る「皆既月食」が長崎県内でも28日明け方に観測され、県天文協会の松本直弥会長(65)=佐世保市=がその様子を写真に収めた。
松本会長は星和台町の自宅にある天文台から観測。28日午前3時20分ごろから月食は始まり、同4時半すぎには月が完全に地球の影に隠れたという。
松本会長は「空気がきれいだったようで、赤黒い月がよく見えた。地球には今、火星が接近しており、二つの赤い天体が同時に浮かんでおり、幻想的だった」と話した。
赤黒い月 くっきり撮影 幻想的な皆既月食 長崎県天文協会の松本会長 佐世保
- Published
- 2018/07/29 00:02 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 17:58 (JST)
© 株式会社長崎新聞社