誕生までのラフ画公開 島原市のゆるキャラ「しまばらん展」始まる

 長崎県島原市のゆるキャラ・しまばらんの資料などを公開した「しまばらん展」が28日、島原市城内1丁目の島原城観光復興記念館で始まり、家族連れなどが訪れた。入場無料。
 主催した島原城の指定管理者、島原観光ビューロー(同市)によると、しまばらんにスポットを当てた展覧会は初めて。
 しまばらんは、同市出身の漫画家、小西紀行さんがデザイン。大ヒット漫画の妖怪ウォッチの作者として知られる。
 会場には、しまばらん誕生までのラフ画やデザイン画、昨年5月から市の広報誌に掲載中の4こま漫画や小西さんを紹介したパネルなどが並んだほか、しまばらんのPR活動の写真やグッズなどを展示。諫早市から家族3人で訪れた野口彰子さん(45)は「子どもと私がファン。ラフ画などを見たのは初めてで、4こま漫画は方言もあり親しみがわいた」と話した。
 8月12日には小西さんが来場し、特別イベントも開かれる予定。同展は9月2日まで。

PR活動の写真やグッズなどを観覧する来場者=島原城観光復興記念館

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