〔記録雨〕奈良県内で1時間に約100mm~120mm以上の猛烈な雨相次ぐ(7/29)

気象庁のレーダー解析によると、29日未明から、奈良県内で1時間に約100mm~120mm以上の猛烈な雨が降っています。気象庁は奈良県に記録的短時間大雨情報を相次いで発表し、今後の雨に対して警戒するよう呼びかけています。周辺地域では、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫、落雷や突風といった天候の急変に厳重な警戒が必要です。また、悪天候に伴う交通機関への影響なども懸念されますので、今後の警報や注意報、気象情報に留意してください。

■記録的短時間大雨情報
・120mm以上:桜井市付近、明日香村付近、吉野町付近(~29日02:30)
・約120mm:天理市付近、高取町付近(~29日02:30)、
・約110mm:曽爾村付近(~29日01:40)、宇陀市付近(~29日01:50)、桜井市付近(~29日02:20)
・約100mm:御杖村付近、東吉野村付近(~29日02:00)、吉野町付近(~29日02:20)、奈良市付近、田原本町付近、大淀町付近(~29日02:30)

※記録的短時間大雨情報は、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析した場合に、現在の降雨がその地域にとって災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量であることを知らせるために発表。近くで災害の発生につながる事態が生じていることを意味しています。ご自分の身を守ることを第一に行動してください。

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