諏訪神社の神道式納骨殿「諏訪の杜祖霊殿」が長崎県長崎市上西山町に完成し29日、現地で竣工(しゅんこう)祭があった。
諏訪神社によると、神道式の納骨殿は長崎県内で初めて。近年は、お墓へのお参りや清掃管理をできないケースや、新しくお墓を建てたくても適当な場所が見つからないなどの問題も少なくないという。こうした背景もあり、昨年12月から建設工事を進めていた。
納骨殿は鉄筋コンクリート3階建て。371の納骨スペースのほか、待合所や斎場などがある。バリアフリー対応のトイレやエレベーター、駐車場を完備した。
竣工祭で、池田剛康宮司は「祖霊殿で、安らかに眠っていただくことがわれわれの願い」とあいさつした。
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