長崎県佐世保市上京町の献血ルーム西海で29日、夏休み親子献血教室が開かれ、市内の小中学生や保護者ら21人が血液について学んだ。
県赤十字血液センターが血液について知ることで、命の大切さを理解し献血への協力を求めようと毎年開き、5回目。センターの職員が講師を務めた。
職員は「血管の長さはどのくらい」「血液の量は体重のどのくらい」「動物にも血液型はあるの」といったクイズを出しながら講話。実習では、参加者が試験管に入った血液サンプルに薬品を入れ、固まりができるかどうかを確認。サンプルそれぞれの血液型を調べた。
市立大野小6年の中村こころさん(11)は「いろいろな血液の種類を調べて楽しかった。血液の大切さも学ぶことができた」と話した。
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