オリオールズ打線が4本塁打でレイズの継投戦法を撃破

【レイズ5-11オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

オリオールズはレイズの4投手にそれぞれ本塁打を浴びせるなど打線が4本塁打を含む15安打11得点と爆発し、4連戦の最終戦に11対5で快勝。3試合連続の2ケタ得点で3連勝となり、本拠地でのレイズ4連戦を3勝1敗で終えた。クリス・デービスが初回に12号2ラン、4回裏にオースティン・ウィンズが2号ソロ、7回裏にジョナサン・スコープが17号3ランを放ち、4点リードの8回裏にはデービスがこの試合2本目となるダメ押しの13号2ラン。打線の援護に恵まれた先発のディラン・バンディは7回3失点の力投で今季7勝目(9敗)をマークした。

オリオールズのバック・ショウォルター監督は「レイズ投手陣を上手く捉えることができたね。選手たちが期待に応えてくれたよ」と打線が機能した4連戦を振り返った。マニー・マチャドら主力選手を放出し、チーム再建に着手したオリオールズ。チームに残された選手たちにとってはモチベーションを保つのが難しい日々が続いているが、若手選手にとっては来季以降に向けての絶好のアピールの場でもある。この試合では「9番・捕手」で先発出場した新人・ウィンズが2号ソロを放つなど3得点の活躍でチームの勝利に貢献。彼のような若手選手が実戦経験を積むことが、チームの未来に繋がっていくはずだ。

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