ライコネン3位「予選の段階で勝負はついていた。シーズン後半、形勢逆転を狙う」:F1ハンガリーGP日曜

 2018年F1ハンガリーGP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンは3位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=3位
 スタートはまずまずで、トウを得ながら、どちら側に行こうか考えていた。でも(バルテリ・)ボッタスが同じ方に寄ってブロックしようとしたので、僕は早めにブレーキングしなければならず、セバスチャン(・ベッテル)に抜かれてしまった。

 その後はなんとか前があいた状態で、本来の速さを生かして走れるよう、他のマシンにプレッシャーをかけ続けた。そのため、タイヤをセーブすることができなかった。
 2回ストップの戦略を採ったので、常にそれなりの状態のタイヤでプッシュすることができた。

 ドリンクボトルが使えなかった件についてだが、もちろん理想的な状況とはいえなかったが、大問題というほどでもなかった。

 今日の僕らには速さがあった。でもこのサーキットはオーバーテイクするのが本当に難しい。レースの結果は昨日の予選で決まったようなものだ。

 2位と3位は今日僕らに可能な最大の結果だった。とてもいい結果だと思うよ。ただ、目指しているものではないけどね。

 シーズン後半には形勢を逆転し、もっといい結果を出したい。シーズンは長い。何が起こるか分からないし、状況はあっという間に変化する。細かいところにいたるまで改善を図り、一貫したパフォーマンスを発揮するために、努力し続ける。そうすれば表彰台上の今日より高い段に上がることができるはずだ。

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