モウリーニョはプレミアで真っ先に解任される指揮官? ”鬼門の3年目”を前に不吉な予想

マンUを指揮するモウリーニョ photo/Getty Images

プレシーズンだからの一言で済ませていいものなのか。マンチェスター・ユナイテッドが思うような結果を残せていない。アメリカではクラブ・アメリカと1-1、サンノゼ・アースクエイクスと0-0で引き分け、インターナショナルチャンピオンズカップではミランにPK戦の末敗北、続くリヴァプール戦では1-4の大敗を喫してしまった。まだプレシーズンに入ってからマンUは勝利がないのだ。

もちろんプレシーズンなので結果にこだわりすぎる必要はないが、サポーターとしては気になるだろう。しかも英『Daily Mail』は、ブックメーカーではモウリーニョが今季プレミアリーグで1番最初に解任される指揮官になるとの予想が出ていることを伝えている。

本来であれば真っ先に解任されるのは開幕から白星を獲得できない下位クラブの指揮官だが、優勝候補の一角にも挙げられるマンUのモウリーニョがレスター・シティのクロード・ピュエルやワトフォードのハビ・グラシアらをも上回って人気なのは何とも興味深い。それほどプレシーズンの戦いぶり、思うように進んでいない補強など気になる点が多いということだろう。

またモウリーニョは3年目が1つの鬼門でもある。今季はマンUでの3シーズン目となり、これまでのキャリアで3年目に歯車が狂ってしまったケースが何度かあった。モウリーニョにとって再び悪夢の3年目となってしまうのか、開幕戦から警戒する必要がありそうだ。

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