市立中学2校で通知表誤記載

 横浜市教育委員会は30日、港北区と栄区の市立中学校で、計9人分の通知表に誤記載があったと発表した。

 市教委によると、誤記載があったのは、ともに1学期の観点別評価と評定。港北区の中学校では2年生8人の音楽科に誤りがあった。40代の女性教諭が記録資料の数値を誤ってパソコンに入力し、校務システムに転記した。定められた複数の教員によるダブルチェックをしていなかった。

 栄区では、2年生1人の社会科で誤記載。50代の男性教諭が該当生徒の学習プリントの点数を誤って記録資料に記載し、校務システムに入力した。

 いずれも保護者からの指摘で判明。港北区は25日までに、栄区では26日までに、それぞれ正しい通知表に差し替えた。

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