当初はアントニオ・コンテの構想に入っていたのだが、徐々に関係が変化して昨季は忘れ去られたような存在となっていたチェルシーDFダビド・ルイス。ブラジル代表監督チッチからも評価されず、ロシアワールドカップにも出場できなかった。苦しいシーズンとなったはずだが、今ダビド・ルイスは燃えている。コンテとは全く異なる哲学を持つ指揮官マウリツィオ・サッリがやってきたからだ。
サッリは攻撃的なサッカーを好んでおり、センターバックの選手にもボールを扱う能力が求められる。英『Daily Mail』によると、ダビド・ルイスもサッリの哲学を好んでいるようで、もう1度プレミアリーグを制覇しようと燃えている。
「パリからここへ戻ってくる決断を下したのはプレミア制覇のためであり、ここにいられてハッピーだよ。ボールを支配して高い位置でプレイするサッリの哲学を僕は愛している。彼は毎日僕たちに素早く哲学を浸透させようとしているんだ」
ダビド・ルイスはフリーキックを武器の1つとするなど、キック精度も高い。ややセンターバックとして不用意なプレイが目立つと批判される機会もあるが、能力の高いセンターバックであることは間違いない。サッリの下では重要な選手になれる可能性があり、昨季とは大きく状況が変わるかもしれない。