アウディ ジャパンは、Audi e-tron Vision Gran Turismo（ビジョン グラン ツーリスモ）を2018年8月4日に日本初公開する。
Audi e-tron Vision Gran Turismoを日本で見られるチャンスは8月4日と5日の2日間で、スーパーGT第5戦が開催される8月4日の17時～18時にかけて、富士スピードウェイ・レーシングコースにてデモンストレーションランを行なう。また、8月8日にはベルサール秋葉原にて展示イベントが行われる。
※デモンストレーションランは8月4日（土）のみ。天候やレース進行状況などの理由により中止、または時間変更となる場合あり。
※ ベルサール秋葉原での展示は10時～15時で行なわれる。なお、19時からのレセプションパーティは完全招待制となる。
Audi e-tron Vision Gran Turismoは、プレイステーション4用レースシミュレーションソフト“グランツーリスモ”とのコラボレーションにより、アウディがデザインしたバーチャルカーである。このクルマは仮想世界に留めることなく、現実世界のワンオフカーとして開発／製造された。
Audi e-tron Vision Gran Turismo
Audi e-tron Vision Gran Turismoは200kWの電気モーターをフロントアクスルに1基、リアに2基を備えるフルタイム4WDのEVで、つまりエレクトリックquattroである。システム総合出力は600kW（815hp）に達し、1450kgというEVとして比較的軽量な車重を背景として、パワーウェイトレシオはわずか1.78kg/hpに収まっている。スポーツドライビングに大きな影響を与える前後重量配分は、理想的な50：50。このスペックをもって、0～100km/h加速では2.5秒以下という驚異的なタイムを実現している。
エクステリアデザインおよびカラーリングは、Audi 90 quattro IMSA GTOへのオマージュを基にしている。この伝説的なレーシングマシーンは1989年、パワフルな5気筒ターボとquattroシステムの組み合わせをアドバンテージに、ハンス-ヨアヒム シュトゥック、ワルター ロール、ハーレイ ヘイウッド、スコット グッドイヤーらの手によって北米IMSA GTOシリーズを席巻した。
