横須賀に仏豪英の高校生集う 姉妹都市交流、すしおいしい

 神奈川県横須賀市の姉妹都市の、仏・ブレスト市、豪・フリマントル市、英・メッドウェイ市から派遣された高校生6人が30日、横須賀市長らを表敬訪問した。6人は日本の印象について「ホームステイ先のホストファミリーが温かい」と語った。

 6人はそれぞれ、国際交流を目的に来日。市内に最長で8月9日まで滞在し、観音埼灯台や横須賀美術館、記念艦「三笠」が展示されている三笠公園などを見学するほか、市立横須賀総合高の生徒らと交流したり、着物や習字といった日本文化に触れたりする。

 6人は上地克明市長に対し、「特にすしがおいしい」「空手が好きで、日本の文化に興味がある」「外国人でも楽しめる能に関心がある」などと日本の好きなところを説明。市長は「横須賀でいろんなものを見て、食べて、楽しんでほしい」と述べた。

 また6人それぞれに「栄誉市民証」や、横須賀の歴史が描かれた英語の絵本などが贈られた。

上地市長(左から3人目)から手渡された「栄誉市民証」を手にする6人=横須賀市役所

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