子どもの夏休みを応援する企画「親子で作ろう! 体験新聞」が29日、イトーヨーカドー小田原店(小田原市中里)で開かれ、市内の小学生とその保護者ら16人が参加した。同店と神奈川新聞社の主催で、市教育委員会の後援。
同店内での見学や体験による取材を新聞にまとめることを通じ、店の取り組みを知ってもらい、夏休みの自由研究に生かすことを目的に初めて催した。
伊藤誠朗店長の案内で、普段は入れない生鮮食品の保管所や冷凍室の中を見たほか、保護者を店内放送で呼び出すアナウンスなどを体験。小学生記者たちはしきりにカメラのシャッターを押し、熱心に質問したりメモを取ったりした。小学5年の女児は「いつもは入れない所に入れて楽しかった」と笑顔を見せていた。
子どもたちはこの日の体験を記事にまとめ、8月4日に同店で新聞を制作。11日から展示される。