休校中の子どもたちに笑顔を届けようと、横浜市のコミュニティーFM局「横浜マリンFM」(86.1メガヘルツ)は11日、中区の市立小中学校の先生たちがメッセージを発信する新コーナーをスタートさせる。各校の教諭が日替わりで出演し、感染防止策や学習方法といった自宅での過ごし方をアドバイスする。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同局は3月の卒業式や4月の入学式後にも学校と家庭をつなぐ放送を実施。「先生の声を聞くと励みになる」との言葉が寄せられ、パーソナリティーの島木好子さんらが「自宅で過ごしている子どもたちのために何かできないか」と発案した。
新コーナーは、地域情報などを伝える生番組「ごきげんラジオ」(月~金、午前10時~正午)内の約10分間(午前10時39分ごろ)。5月末まで間門小や大鳥小などが出演予定で、手洗いなど日常生活のポイントをはじめ生徒と一緒に校歌を歌う学校もあるという。
番組は全国のコミュニティーラジオ放送を無料で視聴できるアプリ「リッスンラジオ」からも聴くことができる。