横浜銀ATMで 清川村の行事を紹介

 清川村と横浜銀行(横浜市西区)は8月1日から、同行のすべての現金自動預払機(ATM)で、11日に開催される同村の伝統行事「青龍祭」の紹介など村のプロモーションを始める。ATMを活用した地域振興で2者が組むのは初めて。

 同行顧客で希望するATM利用者には、祭り当日に会場で引き換えられる村のペットボトル飲料水「きよかわの惠水(めぐみ)」のクーポン券なども送付する。

 企画は地方創生の取り組みを推進する同行地域戦略部が提案。プロモーション期間は5日まで。期間中、同行と一定取引のある顧客がATMを利用すると青龍祭やクーポン券の案内画面が表示される仕組み。そこで請求の操作を行うと、同行に登録済みの住所まで、クーポン券とともに村の観光案内や祭りを紹介するチラシなどが送付される。

 村の担当者は「村の存在を知ってもらうきっかけとして、青龍祭に足を運んでもらいたい」と期待を寄せる。

清川村をプロモーションする横浜銀行のATM画面の一部

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