林間小学校でハイイロゴケグモか

 大和市教育委員会は7月31日、特定外来生物で神経毒を持つメスのハイイロゴケグモとみられるクモ2匹が市立林間小学校(同市林間)の敷地内で発見されたと発表した。児童らへの被害はなかった。

 同市教委によると2匹はいずれも体長約1センチ。同30日、西山誠一郎校長が同小の体育館脇の側溝でクモ1匹を見つけ、その後、西山校長から連絡を受けた市教委職員が別の1匹を近くで見つけた。

 同日、業者が付近一帯に殺虫剤を散布。同31日には市教委職員が現場付近の側溝を清掃し、敷地内の全ての側溝を目視で確認した上で、全市立小中学校に注意喚起のファクスを送った。

 林間小では4月にも、ハイイロゴケグモとみられるクモが見つかっていた。

林間小学校で見つかったクモ(大和市提供)

© 株式会社神奈川新聞社