田中が6回無失点で今季9勝目 ヤンキース3連勝

【オリオールズ3-6ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは今夏のトレードでザック・ブリットンやJ.A.ハップ、ランス・リン獲得と投手陣の強化に力を注いだ。無事に補強が終了し迎えたオリオールズ戦では田中将大が先発。6回無失点の好投で今季9勝目を挙げる活躍を見せた。

田中は初回、四死球でいきなりのピンチを迎えるも2死一・二塁からクリス・デービスを内野ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。その裏のヤンキースの攻撃では同じ場面からグレイバー・トーレスに先制打が飛び出して田中を援護。2-0とリードし5回にはミゲル・アンドゥハーの3ランなどで一挙4得点、6回まで6得点と自慢の打線が機能した。田中は6回3安打無失点、8奪三振で勝利投手の権利を得た。

一方でトレードではマニー・マチャドやジョナサン・スコープら主力を放出したオリオールズ。7回まで無得点と拙攻だったが、8回にジェイス・ピーダーソンに2点タイムリーが飛び出すなど3得点した。巻き返しを見せたものの、最終回はアロルディス・チャップマンの前に無得点に終わり敗戦となった。先発のイェフリー・ラミレスが5回6失点と試合をつくれなかった。

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