インディアンスがハンド→アレンの強力継投で逃げ切り

【インディアンス6-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

ホゼ・ラミレスとエドウィン・エンカーナシオンの活躍などにより試合を優位に進めたインディアンスは、先発のトレバー・バウアーが7回途中2失点の好投。その後はブラッド・ハンドとコディ・アレンがそれぞれ1回1/3を無失点に抑える力投を見せ、6対2で逃げ切った。3回表に勝ち越しタイムリー二塁打、5回表にもタイムリーを放ったラミレスは3安打2打点の活躍を見せ、エンカーナシオンも7回表に2点タイムリーを放つなど3打点。好投したバウアーは今季10勝目(6敗)をマークし、4年連続の2ケタ勝利となった。

救援防御率が両リーグワースト4位となる5.05という惨状に陥っていたインディアンスだが、パドレスとのトレードでハンドとアダム・シンバーを獲得したことが状況を大きく変えようとしている。この試合では7回裏一死二塁の場面でバウアーをリリーフしたハンドが4つのアウトを取り、8回裏二死二塁でハンドをリリーフしたアレンが4アウト・セーブを記録。2人の実力派リリーバーがツインズの反撃を封じ、チームを勝利に導いた。近い将来には故障離脱中のアンドリュー・ミラーが復帰し、さらにブルペンは強化される。今季前半戦は精彩を欠いていたインディアンス救援陣だが、レギュラーシーズンの残り試合、そしてポストシーズンではチームの大きな武器となりそうだ。

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