
東京都の小池百合子知事は、2日で任期折り返しの就任2年となるのを前に1日、共同通信のインタビューに応じた。開幕まで2年に迫った2020年東京五輪・パラリンピックは「機運醸成の段階に入った」と述べ、課題の暑さについては「対策のグレードを上げ、応援団や観客も快適に応援できる環境づくりをしたい」と語った。
小池氏は「暑い中で開催する前提で招致しているのでハード面とソフト面、両方の対策が必要だ」と指摘。霧状の水をまくミストシャワーの設置、路面の温度上昇を抑える特殊な舗装などの環境整備を進める考えを改めて示した。