亡き大工の父へ恩返し 大阪からUターン・川越さん

 古里に帰ってきて間もなく、腕のいい大工だった父親が亡くなった。都城市山之口町花木の民生委員、川越正美さん(72)の心には、「親孝行できなかった」という後悔の念が残った。父親が建てた家を交流の場として生まれ変わらせることを「恩返し」と考え、試行錯誤しながら作業を続ける日々だ。

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