ミローン好投で今季初勝利 ナショナルズが貯金生活へ

【メッツ3-5ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズは今季2度目の先発登板となったトミー・ミローンが7回97球を投げて被安打3、奪三振9、無四球、失点1の好投を披露。メッツ先発のノア・シンダーガード(7回91球3失点)に投げ勝ち、今季初勝利(0敗)をマークした。初回にブライス・ハーパーのタイムリーで先制したナショナルズは、3回裏にアンソニー・レンドンの16号2ランで2点を追加。その後、ホゼ・レイエスに2本塁打を浴びて1点差に迫られたものの、8回裏にウィルマー・ディフォーの犠牲フライなどでリードを3点に広げ、メッツの反撃をウィルマー・フローレスの10号ソロによる1点のみに抑えて逃げ切った。ナショナルズは本拠地でのメッツ2連戦をスイープ。再び貯金生活に突入した。

25得点の大勝から一夜明け、ナショナルズはミローンの好投によりメッツ2連戦に連勝し、地区首位のフィリーズとのゲーム差を5に縮めた。2012年から2年連続で12勝以上をマークしながら近年は不本意なシーズンが続いていたミローン。「ジェットコースターみたいなキャリアだよね。過去の自分を取り戻すためにAAA級で頑張ってきたから、結果が出ているのは嬉しいよ」と31歳の左腕は充実感を滲ませた。なお、前日の試合で敗戦処理としてキャリア初登板を果たし2本塁打を浴びたレイエスは、2回裏の守備から途中出場して左右の各打席でソロ本塁打を放つ活躍。2本塁打を浴びた選手が翌日の試合で2本塁打を放ったのは、メジャーリーグ史上初の出来事となった。

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