【平成の長崎】楽しい思い出を お別れ遠足たけなわ 平成元(1989)年

 お兄さん、お姉さんたちと最後の遠足。3月に入り長崎市内では卒業生の送別遠足シーズン。3月2日は11校が実施、ピークを迎えた。
 長崎市立坂本小学校(越智敏夫校長、684人)では午前9時、泣き出しそうな空模様を気にかけながらグラウンドに集合。先頭を切って出発した6年生3クラスを在校生が拍手で送った後、金比羅山の砲台跡広場までの約5キロを息を切らしながら、全員が登りつめた。(平成元年3月4日付長崎新聞より)

元気いっぱい山登りー坂本小の送別遠足=長崎市、金比羅山

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