暦の秋は残暑と台風とともに

さきほど、日本のはるか南海上で台風13号が発生しました。
台風は今後、発達しながら北上し、5日(日)から6日(月)には暴風域を伴って小笠原近海に達する見通しです。
その後、来週中頃からは本州に近づいてくる可能性もあります。
まだ予報円がかなり大きく、勢力もどこへ進むかも分からない状況ですが、いずれにしても来週は台風の動向に注意が必要です。
来週といえば、7日に「立秋」を迎えます。
暦の上では秋がはじまるわけですが、秋といっても名ばかり。ちょうど7日からの1週間程度は、関東から九州北部にかけて平年よりもかなり気温が高くなる見通しです。
すでに十分すぎるほどの暑さにウンザリしてしまいますが、立秋を迎えても猛暑はおさまらず。
来週以降は、台風と厳しすぎる残暑に悩まされそうです。

気象予報士・多胡 安那

画像について:台風13号の進路予想。

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