うだるような暑さが続く中、長崎県西海市西海町の七釜鍾乳洞は、涼を求める人たちでにぎわっている。
長崎地方気象台によると、同市の3日の最高気温は31・7度だったが、清水洞(1600メートル)の温度は15度程度。入り口から流れ出す冷気を存分に浴びて、暑さを忘れてもらおうと、せせらぎの上に竹製の川床をしつらえた。近くには足湯ならぬ「足水」も。一般公開されている280メートルの洞のうち、約20メートルは海底をイメージした青や水色の照明にして、目でも涼を感じてもらおうと工夫を凝らす。
墓参のため家族で帰省している横浜市の加藤夕聖君(8)は「竹の上はとても涼しく、洞窟の中は寒いぐらい。探検しているようで、おもしろかった」と笑顔で話した。
冷気ひんや~り 七釜鍾乳洞 気温15度「寒いぐらい」 せせらぎの上に川床も 西海
- Published
- 2018/08/04 00:04 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 18:06 (JST)
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