第7回:一生に一度は行くべき!CAオススメ世界の絶景ガイド「ウユニ塩湖」

CAオススメ絶景ガイド!「ボリビア/ウユニ塩湖」

ここでは世界中を飛び回るCAが「行ってよかった!」と思う、人生で一度は行くべき絶景をご紹介いたします。

第7回目は、天空の鏡として有名な塩原、ボリビアのウユニ塩湖をご紹介!

 

 

ウユニ塩湖とは

ウユニ塩湖は南米に広がるアンデス山脈の一部、ボリビアに位置する広大な塩原です。

標高は約3,700m、富士山の山頂とほぼ同等の高さにあります。

 

ボリビアには雨季と乾季があります。

有名な鏡張りが見れるのは、11月頃から4月頃までの雨季の間となります。

 

雨が降った後の晴れた日、風のない日など一定の気象条件が揃ったときに、美しい鏡張りが姿を現します。

 

 

 

うっすらと水が溜まった塩湖は、真っ白な塩で埋め尽くされています。

乾季は乾燥した塩で覆われた白一色の世界が広がるそうです。

 

ウユニ塩湖までの行き方

日本からはアメリカ経由で行かれる方が多いかと思います。

筆者はアメリカ・ロサンゼルス、ペルー・リマを経由して、ボリビア・ラパスへ行きました。

そこから更に小型機を乗り継ぎ、ウユニ塩湖のあるウユニ村へと行きました。

ウユニ村に数件ある旅行会社で、観光ツアーやドライバーの予約を取ることができます。

 

ラパスは世界で一番標高が高い首都として知られています。

着いた瞬間、空気が薄く息がし難い感覚がしました。

日程に余裕のある方は高山病対策として、ペルーから陸路でボリビアへ入国し、徐々に体を慣らして行くそうです。

 

ちょっと工夫した写真を撮ってみよう

ウユニ塩湖は岐阜県と同じくらいの大きさがあり、世界で最も平らな場所と言われています。

 

そんな場所の特徴と遠近法を使って、様々な面白写真が撮れます。

ウユニ塩湖観光の際には日焼けに注意が必要です。

塩湖には日除けがなく地面に日光が反射するため、サングラス・日焼け止め・帽子等の日焼け対策は必須です。

 

様々な表情を見せてくれる塩湖

時間帯によって、映し出される塩湖の姿は変わります。

塩湖に夕日が沈む瞬間はまさに絶景です。

 

日中のツアーだけではなく、夜のツアーにも参加することをオススメします。

足元が見えないほど真っ暗な塩湖の夜空は、晴れていれば満点の星が広がります。

その星が塩湖に映し出され360度一面の星となり、まるで宇宙の中に迷い込んだかのような不思議な体験ができます。

 

高山病対策はしっかりと! 

冒頭でも触れましたが、ウユニ塩湖を訪れる際は高山病対策が必須です。

幸い筆者は高山病にはかかりませんでしたが、現地では階段を数段上るだけで息が詰まる感覚になりました。

辛いと感じたら無理はせず、安静にするのが一番です。

横になるよりも、座って本を読むなどリラックスした状態で過ごすことをお勧めします。

 

その他にも、水分補給と防寒対策はしっかりと心がけてください。

どうしても心配な方は、予め高山病の薬を準備する方が良いかもしれません。

 

現地では高山病対策としてマテが利用されており、ホテルやレストランなどマテ茶を取り扱いしているところが多々あります。

 

マテの葉は小分けで販売もされているので、お土産用に購入したくなるところですが、日本や経由地のアメリカへの持ち込みはできませんので避けた方が良いでしょう。

 

 

みなさまも、自然が作り出す美しい景色を満喫しに訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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