松島架橋目指し促進大会 「西海市全体が発展」

 西海市大瀬戸町の離島、松島と本土の架橋を目指す「松島架橋早期建設期成会」(会長・杉澤泰彦市長)は4日、松島地区公民館で「早期建設に向けた促進大会」を開いた。
 市内各団体の代表や島民ら約120人のほか、北村誠吾衆院議員も出席。杉澤会長は「架橋は市全体の発展につながる。市内外に必要性を訴える」とあいさつ。島民を代表し松島保育園児の母親らが「台風接近と子の発熱が重なり不安だった」などと話し、「子どもたちのために橋を」と訴えた。
 松島は本土と最短で約800メートルの距離にあり、市営船とフェリーが通う。人口は約470人。電源開発の松島火力発電所がある。

松島架橋の早期実現へ気勢を上げる参加者=西海市、松島地区公民館

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