総重量が何と9キロ。テーブルに運ぶのも困難な規格外れのグリーンカレーが、東京・新橋に1日にオープンした「タイ屋台999(カオカオカオ)新橋店」に登場した。
直径60センチの皿のてっぺんには、まるまる1羽の蒸し鶏(2・3キロ)がどーんと鎮座。てんこもりのご飯は5・2キロ。ご飯の周囲にはさらさらのグリーカレーのルーが湖のように広がっている。このほか、赤、黄、緑のパプリカ、タケノコ、フクロタケなどが彩りを添える。
開店記念の8月限定の企画で、1日1組限定、2日前までの予約が必要だ。料金は9999円だが、こうなってくると高いのか安いのかよく分からない。4人までのグループで60分以内に完食すると無料になる。6日午前までに挑戦者はいない。
9キロに挑むわけにはいかないが、グリーンカレーを少し試食してみる。口に入れた瞬間はあっさりだが、時間がたつにつれてさまざまなスパイスが効いてきてその辛いこと。猛暑に対抗して汗をだらだら流しながら挑戦するのもいいかもしれない。
このお店、ドリンクも大きい。タイを代表するビール「シンハ」を氷満杯のバケツに注ぎ込んで飲む。相当ビールが入っているはずだが、解けた氷で薄まるので、なかなか酔わない。圧巻はパクチーハイボール。バケツに山盛りのパクチーの量は半端ない。パクチーが苦手な人は逃げ出すほど、相当な香りだ。
ランチタイムは好きなおかずをご飯にのせていただく、タイ風ファストフードを行っている。
(47NEWS 中村彰)