夜の境内、光に包まれ 鎌倉・鶴岡八幡宮で「ぼんぼり祭」

 鎌倉の夏の風物詩「ぼんぼり祭」が6日、鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下)で始まった。日が暮れるにつれ、大小約400のぼんぼりの明かりの強さも増していき、境内は幻想的な光に包まれた。

 海水浴を楽しんだ客に境内へ足を運んでもらおうと始まり、80回目を迎えた。

 同市や鶴岡八幡宮にゆかりのある著名人が書画を寄せることでも知られ、ことしは東京大名誉教授の養老孟司さんや俳優の竹中直人さんらの描いた作品が楽しめる。

 9日までで、点灯はいずれも日没から午後9時まで。

ぼんぼりに明かりがともされ、幻想的な雰囲気になった境内=6日午後6時50分ごろ

© 株式会社神奈川新聞社