児童ら「寺子屋修行」 夏休みの宿題 はかどったよ! 県立大ボランティア部が指導

 長崎県佐世保市 県立大学生が指導 児童ら「寺子屋修行」 相浦公民館
 県立大ボランティア部の学生が、相浦・日野地区の小中学生に勉強を教える「寺子屋修行」が6日、佐世保市川下町の相浦地区公民館で始まり、児童たちが夏休みの宿題に取り組んだ。
 公民館を利用する子どもたちに勉強する場所を提供しようと、毎年3日間ほど講座室を開放している。
 この日は、市立相浦小や市立日野中などに通う23人が集まった。子どもたちは、県立大経済学部4年の渡邊和馬さん(21)に分からないところを尋ねながら、算数や絵日記、漢字などの宿題を終わらせていた。
 相浦小3年の米倉栄信君(9)は「お兄さんの教え方は分かりやすかった」。姉で6年の美波さん(11)は「分からないことが聞けるので、自宅よりもはかどる」と話した。

県立大学生の渡邊さん(右)に教わりながら宿題をする児童=佐世保市、相浦地区公民館

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