かつてクラブの象徴としてプレイしたパオロ・マルディーニ氏に続き、もうひとりレジェンドが古巣のACミランに帰ってくるかもしれない。
ミランは5日、現役時代に長年チームのキャプテンを務めたマルディーニ氏が、開発・戦略ディレクターに就任することとなったと発表。以前からフロント入りのオファーがあると報じられ、そのたびにマルディーニ氏は就任の噂を否定してきたが、ついに英雄が帰還するととなる。
マルディーニ氏の心を動かし、復帰に一役買ったとされるレオナルド氏。今季からミランのスポーツディレクターを務める同氏が、かつてミランでバロンドールを獲得したカカー氏の復帰の可能性も示唆した。
マルディーニ氏のディレクター就任会見の際、インタビューに応じたレオナルド氏は「彼はディレクターになるために学ぶことを望んでおり、我々の側にいたいと思っている」とコメント。伊『MEDIAST PREMIUM』などが伝えている。
さらに「カカーはミラン最後のバロンドール受賞者。彼の存在は永遠だよ。いつだってクラブと繋がっている」と述べた上で「確実なことは何も言えないないが、彼は我々の近くに居たいと思っている。9月にはミランを訪問してくれると思う」と明かした。
ただ、レオナルド氏は「まだ話は何もない」とも述べており、今後については9月にカカーと会ったときに話を進めるようだ。はたして、カカーもミランに復帰することとなるのか。