ビーチバレー、目指せ大学日本一 川崎で大会開幕

 大学ビーチバレーの日本一を決める「第30回全日本ビーチバレーボール大学男女選手権大会」が7日、川崎市川崎区東扇島の川崎マリエンビーチバレーコートで開幕した。全日本大学バレーボール連盟などの主催。9日まで白砂の上で熱戦が繰り広げられる。

 全国の予選会を勝ち抜いた男女各24チームが参加。地元の川崎ビーチスポーツクラブのアカデミー所属で、日本女子体育大の片桐菜摘選手(21)=4年=と、酒井春海選手(22)=同=のペアや、伊勢原市が拠点の産業能率大のペアも参加。初日は予選グループ戦が行われ、片桐・酒井選手のペアは初戦の帝塚山大ペアに勝利。片桐選手は「4年生で最後なので悔いのない試合をしたい」と話した。

 試合前に行われた開会式で、同大会の市川伊三夫会長は「30回の記念すべき大会を迎えられたのも地元、川崎のおかげ。力いっぱい、素晴らしいプレーをしてほしい」とあいさつした。大会は雨天決行だが荒天中止。入場無料(全席立ち見)。

白砂上で熱戦を繰り広げる酒井選手(左)と片桐選手のペア=川崎マリエンビーチバレーコート

© 株式会社神奈川新聞社