広島と巨人が10.5差に DeNA最下位脱出、中日最下位再転落…セ7日はこうなった

広島・緒方監督【写真:荒川祐史】

巨人に勝った阪神はヤクルトとゲーム差なしに

 8月も熱戦が続いているプロ野球。広島が独走態勢に入っているセ・リーグは7日、各地で3試合が行われた。

 広島は本拠地マツダスタジアムで、唯一リーグで負け越していた中日と対戦。ここまで3戦全敗と苦手としていたガルシアから初回に3点を先制すると、2回、3回にも加点。序盤でリードを奪うと、先発のジョンソンが7回2失点の好投で逃げ切った。

 2位の巨人は本拠地の東京ドームで阪神と戦い、7-4で敗れた。先発の内海が初回にロサリオに満塁本塁打を浴びるなど、6点を失い5回途中でノックアウト。打線は長野、大城、陽岱鋼に一発が出たが、反撃も及ばなかった。広島が勝ち、巨人が敗れたことで、2球団の差は今季最大の10.5ゲームとなった。

 DeNAは敵地・神宮球場でヤクルトに4-1で勝利。4回にソトの17号2ランで先制すると、先発の平良が5回4安打無失点。6回以降は三上、砂田、パットン、山崎のリレーで逃げ切った。DeNAは最下位を脱出し、中日が最下位に。阪神とヤクルトはゲーム差なしとなった。

【5日終了時点】
1広島 55勝37敗1分
2巨人 49勝50敗1分 9.5
3ヤクルト 44勝48敗1分 1.5
4阪神 41勝47敗1分 1.0
5中日 44勝53敗1分 1.5
6DeNA 42勝51敗2分 0.0

【7日終了時点】
→1広島 56勝37敗1分
→2巨人 49勝51敗1分 10.5
→3ヤクルト 44勝49敗1分 1.5
→4阪神 42勝47敗1分 0
↑5DeNA 43勝51敗2分 1.5
↓6中日 44勝54敗1分 1.0(Full-Count編集部)

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