「釣れる魚はなんでも釣る。釣れない魚はなんとかして釣る」をモットーに、魚を求めて東西南北どこへでも行きまくる道具道楽アングラー・やまけん氏による連載企画「無節操アングラーやまけんの"釣りに行ってもいい?"」。今回は夏の釣り場での悩み・虫刺されを避けるやまけん流ハッカスプレーの作り方を紹介する。
夏の釣り場の虫刺されだけは勘弁!
あっついすね!
さて、夏の釣り場でイヤなものといえば"虫"! 蚊はもちろんのこと、ブヨ、アブ、そしてメマトイというハエっぽいデザインのヤツらが実に厄介です。ブヨに至っては、噛まれたらものすごい腫れるわ長引くわで、本当に最悪です。
そこで、刺されないための"虫除け"が重要になってきます。
市販の虫除け製品は2016年よりパワーアップ。虫よけ成分ディートを30%(以前は12%が最高値)含んだものが販売されるようになりました。
これは正直効きます。効きますがディートが強い薬なので、直接肌に付いたり、やや敏感肌だったりするとちょっと心配かも…。さらにはプラスティック類を傷めてしまう場合もあります。
蚊やダニに対しての絶大な効果があると謳われているディート成分+ハエっぽいやつらが嫌って寄ってこないとされているハッカ成分。このダブル使用が僕の今のところのベスト虫対策です。
カンタン自家製ハッカスプレー
ハッカスプレーは、市販品だとひと瓶が少量だったりするので、ドバドバと使いたい僕は自作しています。作り方はものすごく簡単です。
材料は…
・ハッカ油
・無水エタノール
・精製水
すべて薬局で売っています。
あとはスプレーボトル。ハッカ油もプラスティックを傷めてしまう可能性があるので、ボトルは耐油性の「ポリプロピレン(PP)」や「ポリエチレン(PE)」、もしくはガラス製のボトルを使ってください。
混ぜる量はそれほど細かく測る必要がないのですが、順番は大事です。ハッカ油は無水エタノールとは混ざりますが、水には混ざらないのでご注意を(水と油だけに)。
1. まず全体の2〜3割程度の量、無水エタノールを入れる
2. そこに0.5割以下(濃さはお好みで)の分量でハッカ油を入れてよく混ぜる
3. そこに精製水を7〜8割足してもう一度よく混ぜる
たったこれだけで完成! めちゃめちゃ簡単ですよね。
ちなみに、ハッカ油はネコの体には良くないなんて話もあるので、ネコちゃんのいるお宅では注意してあげてくださいね。
…というわけで、自家製虫除け用ハッカスプレーの作り方でした。今年は刺されないぞー!!!!!
[※注:上に紹介した虫除け対策は、執筆者の個人的経験を基に記されたものであり、医学的・薬学的な根拠を有するものではありません。ご自身で利用される際は、自己責任の範囲内にてお願いいたします]