教育などで連携 伊勢原市と産能大が協定

 伊勢原市と産業能率大学は7日、教育などの分野で連携を図る包括協定を締結した。人材交流を促し、大学の教員が市主催のワークショップに講師として参加したり、学生にまちづくりを学んでもらったりするなどの協力をする。大学の施設を市の活動のために貸し出すことも予定している。

 同市上粕屋の同大学湘南キャンパスで行われた締結式では、高山松太郎市長が「日頃からイベントなどさまざまな場面で大学の皆さんにご協力いただいている」と感謝を伝え、浦野哲夫学長が「締結をきっかけに関係を広め、市の観光資源、人材資源に貢献していきたい」と応じた。

 両者は学生による市のプロモーション動画制作など、約30事業で連携してきた。10月中旬の「伊勢原観光道灌まつり」では学生の清掃活動も予定している。

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